Aware Flow について

自分だけのフローを見つけ、気づきを大切に。
Find your flow, hold your awareness.

Aware Flow HKは、香港発の小さなフローアートブランドです。 二人の子どもを育てる一人の母親が、サイケデリックトランスとDapoを通じて、 自分自身を取り戻していく。その歩みから生まれました。

私たちは、遊び心のある動き、サイケデリックアート、そして身体への気づきをつなぐ、 星形の布製フロープロップをつくっています。

願いはシンプルです。ダンスの経験があってもなくても、自分のリズムを探り、 身体とのつながりを感じ、自分だけのフローに出会う瞬間を見つけてほしい。

ダンスフロアから日常へ。小さな一枚の布が、 自分と向き合う旅の始まりになるかもしれません。

私たちの想い

動きの中で、自分とつながり直す

私たちは、遊びはただの気晴らしではなく、 自分自身とつながり直すきっかけにもなると信じています。

私たちにとって、Dapoそのものがゴールではありません。 動きを探り、その過程で起きていることに気づくための道具です。

手首がどう回るのか。身体がどうついてくるのか。 どんなときに力が入り、いつ動きが自然になっていくのか。 そんな小さな感覚に目を向けていきます。

私たちは、この練習を「動く瞑想」、あるいは「Dynamic Zen」と呼んでいます。 じっと座ったり、完璧な動きを目指したりするのではなく、 動きながら今この瞬間に意識を向けることです。

始めるために、難しい技を身につける必要はありません。 一つか二つのシンプルな動き、好きな音楽、そして少しの好奇心。 それだけで、探索は始まります。

動きがなめらかにつながり、夢中になる瞬間もあるでしょう。 ためらったり、落としたり、何度もやり直したりする日もあります。 無理にフロー状態に入ろうとしなくても、 毎回同じ感覚を得ようとしなくても大丈夫。 身体の感覚に気づくことも、この旅の大切な一部です。

私たちが分かち合いたいのは、技だけではありません。 好奇心を持ち、焦らず、今ここにいることを楽しむ練習のあり方です。 そして、その気づきが道具や練習の時間を越えて、 日常にも少しずつ広がっていくことを願っています。

動きのためのデザイン、アートからのインスピレーション

私たちは、Aware Flowの原点にあるサイケデリックな世界観を大切にしながら、 初心者にも親しみやすいDapoを目指しています。

重さ、サイズ、生地に目を向け、見た目だけでなく、 実際に動かしたときの感覚を確かめながらデザインしています。

回すのをやめたあとも、そのアートは暮らしの中に残ります。 壁やテント、バッグに飾れば、 一枚のDapoが日常にフェスティバルの空気を少し運んでくれます。

これからは、さまざまなアーティストと協力し、 新しい柄やスタイルを生み出していきたいと考えています。 一枚一枚が小さな「動くアート」となり、 それぞれのフローを見つけるきっかけになれたら嬉しいです。

私のストーリー

母としての日々から、自分のフローへ

二人の子どもの母になって数年が経った頃、 私の毎日は誰かの世話をすることでいっぱいでした。

気づけば、自分自身の物語から、 私が少しずつ消えていくように感じていました。 自分だけのために何かを楽しむことにも、 あまり興味を持てなくなっていたのです。

そんなある夜、初めてサイケデリックトランスを聴きました。 音楽が変化すると、身体が自然に動き始めました。 自分の中で眠っていた何かが、 ようやく目を覚ましたような感覚でした。

その始まりをともにつくってくれた香港のサイケデリックトランスコミュニティ、 @psyternet_communityに感謝しています。

不器用な始まり

2025年1月、タイのLigor Spirit Festivalで、 初めてDapoに触れました。 くるくると回して遊ぶ、星形の布製プロップです。

正直に言うと、最初はまったく好きになれませんでした。 試したDapoは私には重すぎて、 こんなに重いものを回すことを、 どうして楽しめる人がいるのだろうと思ったほどです。

腕は疲れて痛くなり、手首への負担も心配になりました。 「どうしてわざわざ手首にこんな負担をかけるの?」と感じ、 Dapoは自分には合わないと、ほとんど決めつけていました。

香港に戻ってから、友人たちがなめらかに回している姿を見て、 こう思いました。

「みんなにできるなら、私にもできるかもしれない。」

家で本格的にDapoを練習する前は、身近なもので代用していました。 ボクサーパンツを二枚、即席の道具にして、 空中に何度も8の字を描きながら、 手首が回る感覚を探っていたのです。

上手ではありませんでした。でも、それが私の始まりでした。

家で手づくりの道具を使い、手首の動きを練習している様子
始めたばかりの頃。家で手づくりの道具を使い、手首の動きを探っていました。

自分への約束

2025年5月、初めて自分のDapoを買いました。 67cm、370g、片面デザインで、UVプリントのないものでした。

私にとって、それはただの買い物ではありませんでした。 もう傍らで見ているだけではなく、 自分のために一歩踏み出すという約束でした。

練習を続けるうちに、意識は少しずつ 「技ができたかどうか」だけではなくなっていきました。 自分の手首や身体、そして一つひとつの動きが どんな感覚をもたらすのかに、興味を持つようになったのです。

その過程で、フローを感じる瞬間に出会いました。 その感覚と、練習を通じて育まれた身体への気づきが、 誰かと分かち合いたいものになっていきました。

Dapoを楽しんでいる様子
Dapoを持って、いつでもどこでも楽しもう!

学ぶことから、つくることへ

その後、日本人の友人から、 フェスティバルでDapoを販売してみないかと声をかけてもらいました。

私は迷いました。始めてまだ4か月ほどで、 自分には「売る資格」があるとは思えなかったからです。

でも同時に、誰かのデザインをそのまま仕入れて売るだけではなく、 自分の手と身体にしっくりくるDapoをつくりたいと思っていました。

絵やデザインの経験がないまま、私は10案ほどのアイデアを描き、 メーカーに連絡してサンプルをつくってもらいました。

家やダンスフロアで一つずつ試し、重さ、サイズ、生地を比べました。 そうして少しずつ、思い描いていたデザインに近づいていきました。 サイケデリックな見た目と、 自分が心地よく動かせる感触を持つDapoです。

誰かにも開いておきたい扉

日本の石垣島で開催されたフェスティバルで、 私は自分がデザインしたDapoを手に、音楽に合わせて踊りました。

私の周りで星が回る様子を見て、足を止めた人たちが、 興味深そうに尋ねました。

「それ、何?」

その瞬間、私はただおもちゃを見せているのではないと気づきました。 新しいことを試し、身体を動かし、遊びながら、 自分のフローに出会うかもしれない。 そのきっかけを分かち合っていたのです。

私は、すべての答えを持つ達人ではありません。 不器用なところから始め、学び続け、 その途中で自分にとって大切なものを見つけた一人です。

Aware Flowは、その扉を開いたままにしておくための、 私なりの形です。

日本・石垣島のフェスティバルでの様子
2025年11月、日本・石垣島のフェスティバルで初めて出店し、Dapoを販売しました。

陰で支えてくれた友人たち、そしてフェスティバルで足を止め、 見守り、励まし、笑顔を分けてくれた皆さんに、 心から感謝しています。 皆さんのおかげで、この道を歩み続けたいと思えました。

サイケデリックな象のステージを背景にDapoを楽しんでいる様子
2026年の@ligorspiritfestival_officialにて。
@batu.guven_が手がけたサイケデリックな象のステージを背景に。

一緒にフローを探しませんか

誰かに見せるためのパフォーマンスでなくても大丈夫。 誰かと同じように動く必要もありません。

一つの動きから始めて、その感覚に気づいてみてください。 初心者である自分も、そのまま受け入れながら。

音楽に惹かれた方も、アートに惹かれた方も、 新しいことを学んでみたい方も。 自分のペースで、自分だけのリズムを探ってみませんか。

自分だけのフローを見つけ、気づきを大切に。
Find your flow, hold your awareness.

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